代表取締役社長 草野博文

介護で日本を元気に!

みなさま、株式会社住センターの代表をしております草野です。弊社のWEBサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。「介護で日本を元気に!」というスローガンのもと、通所介護サービスと訪問介護サービス、そして母体の不動産業を事業として展開しております。以下に不動産業から介護事業を自分で経営するまでの流れと今後の課題と展望を少しお話しさせていただき、代表からのメッセージとさせて頂きます。

理想とする介護と現実のギャップ

私は福祉・介護を大学で専攻し、卒業後にすぐ介護の仕事を選びました。自分で学問を選び、自分の好きな業界に足を踏み出しましたが、初任給は12万5千円。旧態依然のケア内容。新しいものへ変えようとする動きに頑なに抵抗するひとたち。あまりにも理想とする介護と現実のギャップは大きく、給料的にも子供を大学に行かせられない。つまり長くは働けない業界だったのです。そのため、25歳のときに「自分で経営するしかない」と決意を固め退職しました。

介護業界を変革したい

自分で経営するための決意は固く、志も「自分のやりたい介護ができる、自分の親を預けたいと思えるような施設をつくりたい!」と高く持ちましたが、資金がありませんでした。当時お金が多く集まっている業界の一つに「不動産業界」がありました。この世界も甘くはないと思いつつ、介護業界を「子どもが育てられ、飯が食える業界にしたい」その思いを胸に秘め、がむしゃらに働き、様々な問題にぶつかりながら、なんとか15年間で資金を貯めて第一号店である「デイサービスすまいる星川店」をオープンしました。

経営的課題だらけだったオープン当初

開店の物件資金と運転資金を長年かけて準備して第一号店を開いたのも束の間、拡大志向の事業計画を立て、「2年ごとに1店舗つくる」ことを目標に取組みました。現在はその甲斐あって、5店舗を出店するまでに成長しましたが、新規店舗のオープンは当初のように資金だけでは難しく、人の成長が伴わないと実現が難しいことを実感しました。
特に、平成18年にオープンした1号店では、今だから言えることではありますが、スタッフが半年でみんな辞めてしまいました。というのも、オープン当初から利用者が5人、10人・・・と、どんどん増えていった状況に対し、当時は素人ばかりの集団で入浴介助をできるのが2人。需要に対して供給が間に合わず、勤務が遅くなり、改善のためのミーティングを重ね、でもスタッフは疲弊していってしまったのです。私の経営者としてのスキルとスタッフのサービススキルの成長が追いついていかなかったのです。元々並々ならぬ覚悟で事業をたちあげ、損益分岐点がわかっている経営者と目の前の事に精一杯取り組んでいるとはいえ経営的な感覚が乏しい従業員の間で意識の違いが露呈し、大きな失敗をしてしまいました。この失敗を契機に「楽しく明るい職場」「残業は緊急時以外しない」「週休2日」「成長できる研修の整備」などスタッフの働く環境を大きく改善することとなり、現在は73名ものスタッフが毎日、ご利用者様のために働いてくれています。

これからの介護業界の課題と展望

介護保険法の中での事業展開では限界があります。民間独自のサービスにどれだけ多様性を持たせられるか?また、それに伴い、スタッフがそうしたサービスを提案・改善し利用しやすい工夫を積み重ねていけるか?という点が大きな課題となります。当然、そのための人材育成というのは急務で、企画力・提案力を持った人間が集まることができればこの業界に変革を起こし新しい風を吹き込むことができるでしょう。「改善すべき点はこれだけあります」「そのための具体的な提案はこれです」「このように進めればビジネスとして成立します」「そのための資金を社長、準備してください」そんな提案が社員からどんどん出る職場環境づくりを心掛け、私が新社会人としてぶつかった介護業界の壁を打破していきたいと思います。あの時は一人でしたが、今は大勢の心強いスタッフがいます。介護で日本を元気に!それを実現し続けるためにも引き続き、地道な努力を重ね、ご利用者様、そのご家族、スタッフ、そのご家族の取り巻くすべての人々が幸せになることを目指して尽力したいと思います。